Archive for the “観劇日記” Category
金曜日, 6月 12, 2009 | 11:00 pm
ミュージカル・ロマン
『薔薇に降る雨』
作・演出/正塚晴彦
ロマンチック・レビュー
『Amour それは・・・』
作・演出/岡田敬二
宙組のキラキラ王子な大和悠河さんと
キラキラお姫様の陽月華さんの退団公演です。
こう毎月のように退団公演が続くと
見てるこっちはなかなかしんどいですねぇ(涙
【薔薇に降る雨】作演出/正塚晴彦
うめにゃんかわいいーうめちゃんかわいー☆☆
陽月さんは、正塚芝居は文化祭と愛短以来と聞きましたがすごく相性が良さそうに感じました。もっと見たかったなぁ、本当にもったいない。
そして、うめにゃんイザベラが世界にピッタリはまっているだけに、ゆうがさんはゆうがさんらしすぎて少しはまり切れてなかった印象。
軍人上がりの一般人に見えないんだもん…にじみ出る王子オーラ(笑)
婚約者のお母さんのおかげで、一般階級だってことことを思い出しました。
っていうか、お母さんがいきなりはすっぱでびっくりして気付いたくらい。
組長、とても好演です!
ただ残念なのは、アルヌー伯爵役と言うよりどこからどう見ても未沙のえる役ですよね。正塚先生どんだけまやさん好きなんだろう。
まゆさんランジュトーム…じゃなくて、オーランジュ男爵は、相変わらずの貫禄と濃さで名前もまんまなら演技もいつも通り。まゆさん濃い。
港でのゆうがさんのやりとりでいまいち涙が誘われなかったのは、引き継ぎじゃなかったからかなぁ。これが本当に「立場が逆転」なら感動ものですよね。
(大劇場でこの場面、台詞に詰まってアドリブで「……言葉にならなくて」って言ったらしいですね、ランジュトームさん。AQUA5のアルバム効き過ぎたとかお稽古見に行ってたとかそんな話なら萌えるなぁと思った腐女子脳。とむゆみ大好きv)
演じ手の個性といえば、こっちは半端に影響しちゃって、グザビエともちんとヘレンまちゃみさんがとんでも無く可哀想です。一方的に可哀想。主演よりこっちに感情移入しちゃいそうでした。
今回大注目のみっちゃん(ご贔屓が新公で演じる役の本役なので)
前半の不機嫌むっつりと後半の弾けてハッピーの差が素晴らしい。素晴らしいけど、実はやり過ぎ感も感じたり。前半役作りすぎ後半キャラたてすぎ、みたいな。新人公演のハードルあげないで(泣)。
そして歌はピカイチ。そのギャップも含めて、最近コメディ担当に固定されてるみたいでちょっと残念。
お芝居総評としては、結構残念でした。
本は酷く悪い訳じゃないけど、ゆうがさんにしろ、みっちゃんにしろ今ファンが見たい話や役ではなかったように思う。退団者の扱いも良いものじゃなかったし。
普通の公演ならねー、サヨナラでこれはちょっと…うーん;;
寝言を言って良いなら、ジャスティン水、オーランジュ彩吹、フランシス音月、イザベラ陽月、で観たかったw
*りくちゃんポイント*
まず、ボーイさんでしょう!ギャルソン服 ちょ う 萌 え る !!
後の場面でゆうがさんのお着替え(舞台上で)も手伝います。上級生になったねーって感じる瞬間。
そして黒眼鏡! 黒 眼 鏡 !!
オタクメガネ入ってたけど、白衣もプラスされたら参っちゃうよね~、って同期のあいちゃんのファンの方と盛り上がりました。同期がいて嬉しい♪
12場の裏切る男は、何をそんなに…ってくらい裏切ってた。楽しい演技よりも、怒りの感情のほうが演技しやすいんだろうなぁ。
本役通し役も嬉しいけど、下級生時代のどこにいるのか探しちゃう感じがまた楽しい。お芝居ではりくちゃんは下手にいる事が多い印象でした。
【Amour それは・・・】作演出/岡田敬二
来ました!宝塚レビューの殿堂!!
これぞ宝塚。古き良き宝塚。ザッツタカラヅカ!!って感じのレビュー。
耳慣れた曲がちりばめられているせいかとても見やすくて、お手本をさらっているみたいに正しいレビューでした。
まず、娘役さんをたくさん使ってるのが嬉しい。
うめにゃんが戻ってからの宙組は娘役のバランスがすごく良いと思うのですよ。男役の軍部よりも好きかも(ぇー。
娘役さんの歌い継ぎの所とかね。せーこちゃんがすごい頑張ってるのが嬉しい☆元雪っコにはなんとなく甘いんです。
音楽や演出に無謀な派手さがない分、色彩が豊かなのが目立ちますね。素敵。
淡い色からビビッドなイロキチ(みっちゃん談)な衣装まで。
*りくちゃんポイント*
探すまでもなく、中央に近いポジションに上がってます!
一番後ろとかでもせり上がってる上の真ん中!とか。きたきたきたー☆
93期3人組がそこここに目立ってて嬉しい嬉しい♪♪
余談なんですが、例のイロキチ場面は男役が色彩鮮やかなスーツにターバン&帽子という個体認識しにくい衣装なんですが、一発でご贔屓を見つけちゃった瞬間自分で自分に引きました。自分キモイ。
りくちゃん登場は下手、横切って上手固定が多かったです。
フィナーレがタケノコ真横なので、この公演だけでもタニ会に入りたいと心から願ってしまいました。
そして、下級生ばっかり見ちゃってレビューの全体をなかなか見れない駄目な私。
機会があれば、ショーのためにもう一回ぐらい見に行っても良い感じです。
—asaba | no comments
(posted in 観劇日記 | tagged 宙組, 宝塚)
土曜日, 6月 6, 2009 | 10:00 pm
帝国劇場
ミー&マイガール
http://www.tohostage.com/me_and_mygirl/index.html
CAST
ビル/井上芳雄
サリー/笹本玲奈
マリア公爵夫人/涼風真世
ジョン卿/草刈正雄
ジャッキー/貴城けい
ジェラルド/本間憲一
パーチェスター/武岡淳一
帝劇のミーマイは初見です。
井上ビルに笹本サリーなんて可愛くないわけがないじゃないって感じですよね。
もう、本当にハッピー☆☆☆
雪組千秋楽でとなみちゃんを見送ってベロベロになっていたところに、テルくんの怪我の知らせもあって…(T_T)
本当に打ちのめされた気持ちだったんですが、かなり浮上できました。
28日まででお席も余裕がありそうなので、もう一回見たいかも!
幕開き前にロビー階段では指揮者・塩田先生率いるおけバンドによる楽器紹介。
ピッコロだのバンジョーだのを塩田先生のおもしろおかしなトークでお勉強できます。
指揮棒って3000円位なんですって。
ミニコンサート終わるとそこにランペスキング達が乱入。
ランペスウォークをみんなで踊ろう!と、劇場に入って振り付け講座(苦笑)。
例の「くるくる、膝ポンポン、肘ポンポン、イエーイ☆」ってヤツですね。
一頻り盛り上がったところで、やっと本編です。ああ楽しい。
■井上ビル■
ルドルフやフェルゼン、荒くれてもヴォルフガングくらいのイメージだったので、チャラい役が新鮮でした。
ヅカミーマイを見た時に、こんな男が実在したら絶対に苦手!と思っていたんですが、男性がやると本当にリアルに苦手(苦笑)なのに魅力的(笑)。
一貫して、「良くも悪くも軽くて素直な若者ww」なビルですが、ソロで歌うといきなり上品だったり。
■笹本サリー■
強そうなサリーです。
一幕冒頭は、蓮っ葉というより女の子ですらない子供の乱暴さのように感じました。
でも、歌わせるとやっぱりピカイチです。そしてやはり、いきなりお上品(笑)。
ダンスはどこかぎこちないんだけど、井上さんとのタップが良かったです。目が必死で。
リフトに乗り慣れてない感じがちょっと心配かなー、と。
最近ヅカばっかりだったから、普通の女優さんも太めに見えちゃって。それで強そう印象だったのかも。しかしながら、ラストのウェディングドレスは、かなめさん&かしげさんにはさまれると「…タキさん?!」って感じで。あわわわわ。
■かなめマリア■
最初に謝ってしまいます。すみません。かなめさんを見直しました。
現役を知らないんで、女優になられてからの「きゃぴきゃぴ☆」に引き気味で苦手意識持ってたんですが、マリアさんステキじゃないですか!
抑えた演技にすごく貫禄があって、細くて可愛らしい女性なのに強そう。タキマリアとは違ったベクトルで良かったです。
その分、二幕がはっちゃけ過ぎな感じが…ちょっと残念。
■草刈ジョン■
心の愛称はジョニーじゃなくてジョンちゃんなのね。草刈ジョニー。
渋くてお茶目で可愛いステキおじさまジョニー。もう大好きジョニー。
すごい役者さんだなぁ、と思うのは存在感とか独特の空気を持ってる人。草刈正雄さん、鹿賀丈史さん、キャラメルの西川浩幸さん。
役ごとに人格が変わるような役者さんも器用で感心しますが、自分のまま役を演じられる人っていいなぁ。大好き。
■かしげジャッキー■
今回の私的メインディッシュ!
これが見たくてチケットを手に入れたんです実は。
男役時代も勿論大好きでしたが、女優・貴城けいのほうがむしろ大好きかもしれません。
予想以上です。すっっっごいチャーミング☆☆
身長の関係だと思うんですが、終始顎引きっぱなしで否が応でもにも上目遣い!かわいいかわいい。
ビルに姫だっこしてもらうのも、サリーよりずっと軽々って印象。
更に個人レッスンで見せた黒の下着姿もセクシーv
すっかり女性らしく…と思ったら、ひっくり返ったソファーの向こうに見えた足。足だけ、なんか逞しかったです。
歌の高音がちょっと不安定だったかな。
何度見ても誰と見てもどこのカンパニーで見ても、とにかくハッピーでキュートなミュージカル。作品そのもののすばらしさを感じます。
2009東宝版は、歌詞や台詞の役が現代語に近く演出されていました。
宝塚版の古い言い回しで「わかる…けど、???」ってなっていたところもすっきり。
印象的だったのは「街灯…」の歌詞。
♪会えるか会えない
それはわからない
「ない」の韻踏みが好き。
あとは、サリーの「顎で…」(東宝版では「スマイル!スマイル!」)。
♪顎を引き前を見てスマイル
あぁ、なるほど日本語!
やせ我慢度が上がった歌詞でした。
個人的には、みほこサリーの歌詞が好き。サビのバリエが豊か。
「僕と僕の女の子」「ランペスの歩き方」みたいな、よくわからない言い回し表現がわりと好きなので、それはそれとして残って言って欲しいな、とも思います。
目を惹かれたアンサンブルが、ゲストでピンクのベストを着てた人。
パンフ見てるんだけどお名前がはっきりしなくて;;
チャールズのシーンで召使いだったような気もするんだけど、もう一回見る機会があれば覚えたいです。
セットがステキでした。
オープニングの自動車がトランクになって運ばれるのは、上手い場面転換!
お屋敷の階段が斜めに行き交う作りがちょっと迷路っぽくてときめきます。
ランペスの街灯もデザインが可愛くなってて、これはこれで好きだけどちょっとディズニーのアトラクションぽさを感じないでもない。ビルがコート引っかけ蹴ると「ぼよよーん」で揺れるのは、かわいいけど…うーんうーん。
慌ただしいスケジュールで見に行ったけど、本当に楽しかったです。
東宝は東宝で、宝塚は宝塚で良いところが少し違うから、両方見れて良かったです。
どっちも良くてどっちも好きだけど。だけどだけど。
やっぱり、私にとっての永遠のサリーはみほこちゃんですv
—asaba | 【東宝】ミー&マイガール はコメントを受け付けていません
(posted in 観劇日記 | tagged 帝劇, 東宝)
土曜日, 5月 30, 2009 | 9:26 pm

わー、いきなりこの絵じゃ何のサイトか分かりませんね。
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宝塚雪組公演「ZORRO仮面のメサイア」
東京公演090501-31
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ポスターが出た時は正直引いてたんです
でも、今となってはすごく好きな作品です
東京に来て演出が大幅に変更されて
より好きになりましたヨ、谷先生の必殺技か
単純明快・正統派ヒーロー活劇でした♪
明日千秋楽だって言うのに今更ですが(苦笑)
イラストは主演でもなくて
カラマ以来、最近頓にお気に入りの
彩那音ちゃんのブラックエルクさん
この絵を描いたのはGW中くらいでしたか
インディアンチーム可愛いですよね
—asaba | 【宝塚】雪組公演「ZORRO」 はコメントを受け付けていません
(posted in 観劇日記 | tagged 宝塚, 雪組)
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