木曜日, 3月 11, 2010 | 9:00 pm

雪組公演「ソルフェリーノの夜明け」より
イメージとしてはみなこちゃんのつもりで
横顔でも強い瞳が大好きです♪
雪組・大劇場公演
『ソルフェリーノの夜明け』-アンリー・デュナンの生涯-
『Carnevale(カルネヴァーレ) 睡夢(すいむ)』-水面に浮かぶ風景-
お芝居「ソルフェリーノ」は宝塚の大御所・植田先生の作演出
赤十字の創設者アンリー・デュナンさんを主役にしたお話です。
タイトルの「生涯」とありますが、切っ掛けというか始点というか。
どうして赤十字を作ろうと思ったのか、ってあたりを描いています。
白衣医者&古典ナースさんがモリモリ出てきてモエモエできます。
でも内容はかなり道徳の教科書です。
ショーは大劇場デビュー作となる稲葉先生の作演出
こちらもイタリアでカルネヴァーレの1週間を題材にしてます。
ARIA好き、TDS好きには馴染みある雰囲気でした。
ヅカテンプレートには少し外れる作品かと思われますが、
お芝居の方がかなり「ザッツ☆タカラヅカ」な感じなので
バランスは良いかなって感じです。
あと、作中で「仮面舞踏会」が使われていて
大劇場公演がオリンピックと被っていたので
どっちをみてもどっちも思い出す感じでした。
東京公演は順調にちかっと売れてるみたいですね。
興味がある方は こちら を参考にどうぞ~。
>CG定点観測さま:ひゃー、すごい。こんな物も捕捉していただけるとは!(笑)
【お芝居について】
プロローグから「ザッツ★タカラヅカ!」
出来の善し悪しじゃなくて、まさに宝塚を見たこと無かった頃の私が 想像してたとおりの宝塚作品でした。ベルばらみて衝撃を受けた人は同じものが見れるチャンスですよ!ただ、ばらじゃなくて百合モチーフなのは「アンリーさんはキリストのように偉大な人だ」という表現からだそうです。なるほどね。
主題曲の繰り返しが印象的。これも古典的ですよね。最近は曲も装置も多い方が良いみたいな主張を良く聞きますが、私はこれ好きです。
怒りも悲しみも苦しみも、それを昇華させる瞬間も 全部があの「ソルーフェ リーノー♪」に込められていて、言葉でなんだかんだと言われるよりやっぱりずっと好きです。
それだけに終盤近くで歌われる「花雪」は唐突な印象を受けました。ファンとしては嬉しい贈り物だけど、お芝居にはどうなのかな。退団とかしがらみのない人の意見が聞きたいです。
曲つながりでアヴェマリアの話を。
透水さらささんのソロがもう本当に素敵で文句のつけようがない感動してくださいシーン… な の で す が 。
どうしてか初見時に 「イタリア兵とオーストリア兵が 心をひとつにして歌うアヴェマリアは、果たしてシューベルトで良いのだろうか?」と、引っかかってしまったのです。
これを言い出すと、そもそも彼らを何語でしゃべってるんだ理論が出てきちゃいますからね、突きませんが。でも、音楽とか信仰って似ていても国ごとに違うと難しいものじゃないんだろうかなー。
そんな話を友達にしまくっていたら、シューベルトのアヴェマリアは世俗曲なんだそうで。流行に敏感な透水@コゼット看護婦なら「歌えるわよ」なのだとか。シューベルトの作曲が1825年でソルフェリーノの戦いが1959年。…流行に、敏感?か、なー??
お話の内容としてもすごく単純明快。
「ハイ、問題提示しますよー」
「ハイ、ここで泣きますよー」
「ハイ、前場面との対比を見てくださいねー」
と、見せ方もいちいち正しくて、道徳の教科書のようだという意見がいちばんしっくり来ました。正しいの!ヅカファンからは「植田先生wwww」と言われようが、脚本演出力のある方だと思います。御年80歳といくつとか。現役であることがすごいです。ボンが回らなくたって良いじゃない。セリの存在なんか忘れたら良いじゃない。新しいものを取り入れるとか伸びしろとか そういうものは若手に任せましょうよ、と。
私はあの規模の書き割りを作る技術の方がさり気にすごいと思います。あのウソ遠近法はどこでパースをとって作るんですか?
そんな内容だけに役者の芝居次第で、憎しみが強い日、悲しみが強い日などなど何度見てもなかなか新鮮に見えます。時々行きすぎてみんなで夜の稲妻(←前々公演「ZORRO」より)になってるのはちょっと苦笑。舞台で役者が毎回マジ泣きするのもどうかと思う派なんで、みんながイッちゃってる日に限って妙にクールに見える(ような気がする)彩那音さんが好きだったりもします。
アンリさんの発想や行動についても 、赤十字が運営されてるんだからリアルな話なんだろうけど、どう考えても私にしたらファンタジー!
なので、基本的な意識はポルリノ@音月桂さん寄り派です。あれは納得いかないよねー。初見ではただ苛立って怒ってるだけに見えたポルリノさんも、最近は静かな怒りというかちょっとダーティな感じで良いかもと思ってます。顔半分に影落としながら…ニヤッと笑ったりすると随分と私の好みではあります。
どうでも良い余談なんですが
水夏希さんが雪トップの就任が決まった年の水夏希さんの誕生日に合わせて当時のミクシーの水コミュの面子でオフ会をやったんですが、その時に「チカさんの白衣+眼鏡が見たい!血痕もあれば更に良い!!」と言う話をしたことを鮮明に思い出した公演でした。結局、それを着ていたのは彩吹真央さんですがね。でも満足。
どうでも良い余談なんですが2
お芝居最後で彩吹さん演じるエクトール先生は、設備充実とかそういう陳情をするためにアンリーさん達とは別便で旅立つ前という設定らしい(ゆみこさんお茶会談)のですが、そうするとあの野戦病院にはまゆちゃん先生とみうと先生しか医師がいない状態になるんですよね。すっごく恐いなぁ、と思ってしまうわけですよ。
【ショーについて】
つかみが弱いです。主題が複雑なのかな、印象に残らない感じがしました。舞台のあちこちで同時に発生する小ネタが細かすぎて追い切れない。そして、中詰めがない。ヅカファンがテンプレートのショーのつもりで見ると高速で置いて行かれます(笑)
が、全体的な雰囲気は好きですよ。見れば見るほど好きになります。小ネタも終えるようになる何回観ても足りないことに気づき始めて青ざめます。
稲葉先生は演出家の荻田氏が好きなのかな、と。雰囲気や色遣いに荻田先生の「タランテラ!」を感じました。私の耳は冒頭のゴンドラの唄が途中からメメントモリにチェンジされそうになります。「かーるーねーう゛ぁーあーれが あさひのかーなたー」「よーるのみなーもーへ、ふね、こぎーだーせばー」って感じ。
全体的に、退団される二番手・彩吹さんが1.5番手扱いなのがうれしいですね。ゆみこさんが嬉しい+そうしてくれた演出家の先生の心遣いが嬉しい+それを当然に受け入れている雪組の組子の気持ちが嬉しい。トリプル嬉しいです。背負い羽根は金クジャクだし。もう滝も付けちゃえばいいじゃない。ゆみこ隊はまたメールで要望出せばいいじゃない(笑)。
場面として一番好きなのは「深夜」。
ダンスカップル本当に好き。朝海&舞風コンビは重みのない妖精みたいなダンサーだったけど、水&愛原はしっかりがっちり筋肉と鍛練を感じられる実践ダンサーな印象です。もう大好物。このシーンのみなこちゃんは、水面に映った冷たい月なイメージです。勝手に。空の月を見上げれば天に昇れたけど、魅せられたのは月の影だったから沈んで行く訳で。みなこのキレイに伸びた腕が月光のようで。本当にキレイ。
灰の水曜も好きです。ボロボロ泣く場面なので好きっていうと違うかも知れないけど。歌詞も良いし、雪みたいに紙吹雪が舞うのにも、ぐっと来ます。
そしてここはカゲソロがキレイに入るんです。誰かと思ったら、まさかの彩風咲奈さん。ここでくるのか93期!!この期は活躍目覚ましいですね。新公主演も頑張って欲しいです。東京は観に行きます♪
忙しいのは「黄昏」。
水さんと彩吹さんのカフェダンス対決はモチロン目を離せないんですが、同じ舞台で起こってる彩那&愛加のラブロマンスが気になってしょうがない。
彩那音さん…全公演のクララちゃんといい、何かと私の心を鷲掴みです。この場面、現地の人と観光客って意識して分けたのか、彩那さんの碧眼メイクがすっごいツボです(青いシャドウを目の横に特徴的に入れると碧眼っぽい雰囲気になると言う伝統的(笑)なメイク)。1階センター奥に座ったらチャンスです。トップさん達の肩越しに、緒月&花帆コンビに引き合わせられて初々しい恋が花開いてますから!
【総評】
奇を衒ったことが全くない芝居はまさに宝塚古典の正統派
ベルばらの台詞回しが大丈夫な人は良いと思います
考えるな!感じるんだ!って感じかな…まあ、いつもどおりか
ショーは回数重ねて色々見つけるのが楽しいです
が、トップファンは絶対目が離せない場面が多すぎて
視野を広げるのには本当に本当に苦労します
稲葉先生自体には伸びしろを感じるので
こういうのが「オギーっぽい」じゃなくて
先生自身のカラーになっていくと良いですね
—asaba | 【宝塚】雪大劇場:ソルフェリ睡夢 はコメントを受け付けていません
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火曜日, 9月 22, 2009 | 11:00 pm
歌の上手い下手って言うのは
まず音程が撮れてるか声が出てるか
それ以上は感性とか
受け取り側の好み
主に宝塚の最近の人の話で
(やや辛気味偏見あり)
現役男役で「歌を聴かせる」といえば、ゆみこさんだろう
最近ちょっと吠え気味@豆柴なのが気になるけど
胸に訴えるような歌声が大好きです☆
同期のキリちゃんは、歌が上手かったはず…と
エリザを観に行ったら見事な肩すかしを食らった
上手かったけど、ゆみこフランツを聞き込んだ私には響かなかった
歌ウマで上がってくるとしたら、他にはみっちゃん
声量感情表現技術もピカイチ☆認めます
が、最近のみっちゃんは映像では損してるような
生で聞くと問答無用なんだけど
CSのダイジェストとかだとなんか違う…?
もったいないなーって思ってるんです
で、逆に歌下手って言うのは、
A:声量が無くて声が出ない
B:声は出るのにソロで音程が取れない
このふたつに分けると、
Aはミズさん、チギちゃんのタイプね
苦手で歌を避けた結果歌えなくなりましたって感じ
声帯が弱いのはもう鍛えるしかないらしい
鍛えればそこそこ歌えるんだぞとミズさんが証明済み
頑張れチギちゃん
Bはちえちゃん
もともとの馬力はあるのに、
こっちは押さえをコントロールできないタイプ
だから急に「へい☆」ってなる
こっちもひたすら練習、声の抑揚を調節できるように
場数を踏むと何とかなることはちえちゃんが証明済み
頑張れみなこちゃん 君はきっとこっちのタイプだ
どうでもいいけど、
無自覚天然のうた歌いユミコさんと
努力と精進のうた歌いみちこさんと
対照的な二人で何か妄想がしたいですv
—asaba | 歌ウマの話 はコメントを受け付けていません
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水曜日, 7月 8, 2009 | 11:00 pm
りくちゃんDS出演おめでとうー♪♪
博多といい、今年はもんちゃんとニコイチですね、すごく嬉しい。
8月は、雪のムラ公演と博多の宙公演。9月にはとうこさんのアイーダ、理事DS、その千秋楽が雪東京初日。その他にも行きたい舞台は山ほどあるわけで……どんだけ!
雪ムラは抑え気味にしようと思ったんですが、AQUA5コンでの斉藤先生の発言&謎の公式グッズ「ポンポン」…、我慢できるわけがねぇ!
7月はせめて大人しくしていよう。
あ、でも。たっちんゲストの塩コンには行きます。塩田先生すきーvv
(後日談:体調崩して塩コン欠席;; が、その後も結局あまり自嘲せずw)
—asaba | 【宝塚】 夏以降の予定とか はコメントを受け付けていません
(posted in つれづれ | tagged 宝塚)
日曜日, 7月 5, 2009 | 11:00 pm
キラキラ笑顔の宙の王子と姫は
キラキラ笑顔のまま卒業されました。
サヨナラなんだけど
すごく笑顔で清々しい
こんなことが言えるのは
私が宙組贔屓じゃないからかもですけど
でも、辛い涙…涙…、ではなくて
笑顔で卒業していく二人が
すごく素敵だと思いました。
朝から有楽町に行って、例の ゴールド・カー を見ました!
ムラ楽ではシルバーだったスワロフスキーは、東京では ゴールド ですよー。キラキラ!!
うめにゃんは白というよりは生成っぽい、ニット地の変わったデザインのワンピース&ちょーデカイ縁ピンクのグラサン(片眼に顔が隠れるだろってくらいのお笑いアイテム・笑)
朝からしんみりさせる感じがしない。
これが宙組カラーなの?
っていうか、タニウメカラー?
宇宙レベルの王子と姫はやっぱりすごい☆
中継は西新井だったわけですけれども、超地元なのに行くのは初めてで、時間ギリギリに入ってドキドキしました。
その前に一緒にお昼を食べた友人とは、「いつもりくちゃん中心に見ちゃってたから、最後にしてやっと真ん中の芝居を見るよー」なんて話していたのに、始まったら始まったで画面にチラ映りするりくちゃんを捜してました。性ですよね宿命です。ボーイは結構映ってました。あと、下手でブラックに着替えるところのお手伝いでたくさん!ここ、ちょっとドキドキ妄想タイムでした(ぇー)。
アドリブに厳しい正塚芝居で、千秋楽の功労者はなんと言ってもオーランジュ男爵@蘭寿さんかと。
中継を見て気づけたのは、S14bでモニーク@もゆるちゃんへ。はけ際に「頑張って!」とかけられた声に「君もこれから、頑張って!!」と返す男爵。S20cでの港での語らいの中でジャスティン@大和に「今まで…楽しかったよ」。この台詞にびっくりした谷さん、ちょっと素に戻ってましたよね可愛い。後から聞いたのは、公爵夫人@彩苑さんに白い薔薇を手渡したとか。もっとあったのかも。調べてみよう。
どれもこれも定番ですごくクサイんだけどね、サラッとやっちゃうのがまゆさん。芝居の邪魔にならなかったの、どれもこれも。全部自然な流れでやってのけちゃうから、だから赤面とか研30とか言われちゃうんだよまゆさん。私、こんなにまゆさんを評価したの初めてかもです(!)ごめんね、まゆさん本当に大好き☆☆
入りから直で中継見てヘトヘトになっちゃったので、出はキャンセル。
ここはやっぱりね、贔屓組じゃないから。
じゃないから身軽。4割。
じゃないから遠慮。6割。
やっぱりどうしても、りくちゃんという応援している子がいても、私にとっては「他所組さん」だから。心から悲しんでる人、祝っている人の中に入っていくのがためらわれるんです。
星公演中にあすかちゃんのお茶会に混ぜてもらった時も、途中から申し訳なくっていたたまれなかったのを思い出します。こんなところに混ざっててごめんなさい。何も知らない癖に感動してごめんなさい。て。
考えすぎだろうなぁ、とはわかってるんですよ。お茶会だってパレードだって、賑やかしで良いからたくさん人がいてくれたほうが良いんだよ、て話も伺いました。わかります。雪組で同じ立場なら私もそう思います。参加して、見てくだけ見ていって!て、言うと思います。思いますが、ダメなんですよぅ…私が。
なんて、他所組さんのサヨナラの度にもにょってたのですが。ちょこちょこ覗いてるサイトさんの日記で同じようなことが書いてあって、ホッとしました。
そのやりきれない気持ち、多分同じですよね!
—asaba | 【宝塚】宙 薔薇ムール 千秋楽中継 はコメントを受け付けていません
(posted in 観劇日記 | tagged 宙組, 宝塚)
木曜日, 6月 18, 2009 | 11:00 pm
引き続き宙組の「薔薇に降る雨」新人公演話です。
りくちゃん贔屓なので、かなり偏った…
いや、むしろりくちゃん語りしかしてない記録です;;
ハラハラしたものの、本公演は正塚芝居と言うより上級生のキャラが強すぎる感があったので(うめにゃんは素敵でしたうめにゃん大好き)新公のほうがサラリと見れたかなー、と。単に回数重ねてわかるようになっただけかも。
りくシスがとにかく若かった!
すっごい弟キャラでした。みっちゃシスほど姉に激☆愛!って程じゃないけど、兄弟としてすごく自然に年相応な感じ。
りくちゃん見てて「若い=幼い」ではないと、今更気付きました。色んな演技の仕方があって良いと思うよ。
歌は、思ったほどガッカリじゃなかったのでとても安心しました。途中ちょっと喉の人がヘイってしたけど、音程も不安定だったけど、声がしっかり出ててその声質が私好みv
本人も「更に頑張ります」って言ってくれたので、将来は3拍子揃ったジェンヌさんになれたらいいね。(←他人事のように)
いっちゃん男爵すごく良かったんだけど、まゆさんのあの必要以上の濃さはやはり必要だったことに気付く…物足りなさを感じてしまった。まゆさんにはまりはじめているんだろうか。
語りたいのはもんちゃん!
もんちゃん大好き!スカフェおめでとう♪
高めだけどやっぱり声が良い。そして、全てが解決したアルヌーさん家の居間で3人掛けのソファーにゆとりがあるのが妙にツボりました。そうだよね、女の子3人だったらそんなモンだよね。えりこさんとまさこさんがどんだけなんだって話し。
終演の挨拶は、楽しみにしていたとおりのカイちゃん節。
大劇場よりはおとなしめだったけど、それを聞きながら緊張なのか感動なのか、蝋人形化してカイちゃんを見つめるりくちゃんw 前のめりでぐぐーっとこらえてたのに最後涙がこぼれちゃいました。
抜擢3番手大変だったよね、お疲れ様です。
余談
シスたんの衣装は全部本役さんのと同じに見えたけど
みっちゃんが全部貸してくれたんでしょうか良い先輩だー
余談2
「かわいい」はりくシスはアレで良いと思う
みっちゃシスはあそこキャラ立ち過ぎよ大好きv
—asaba | 【宝塚】宙 薔薇ムール新公 はコメントを受け付けていません
(posted in 観劇日記 | tagged 宙組, 宝塚)
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